コロナ渦のニューノーマル!ドライブスルーショッピング!

企業情報

企業名:Walmart

起業年:1969年

創業者:サム・ウォルトン

従業員数:240万人

企業URL:https://www.walmart.com/

企業紹介

アーカンソー州ベントンビルに本部を構え、世界15か国に進出している米小売最大チェーンで4700店舗を超える言わずと知れたウォルマート。主に衣料品・食料品を販売しているが、近年では家電製品なども取り扱っており、家電メーカーにも大きな影響力をもつようになった。“Saving people money so they can live better.” 「お客さまに低価格で価値あるお買物の機会を提供し、より豊かな生活の実現に寄与する」の実現にむけて、ウォルマートが創業以来大切にしている「ウォルマート・カルチャー」という企業文化を掲げて、日々子顧客に向き合っている。

コロナ渦で大きく成長した新サービス

2020年3月の昨年売上対比で30%も上昇しており、とりわけその中でも、生鮮食品が大きく伸びている。コロナウイルスで外出禁止になったことから、買いだめ、ホームディナー需要が大きく伸びたことが要因となっているが、コロナ渦での新しいショッピングスタイルとして、Carb Side pikc upという新サービスをはじめた。これは、事前にモバイルサイトでほしい商品を選択しておくと、ウォルマートの店員が店舗から商品をピックアップし、駐車場まで運び、トランクに積んでくれるドライブスルー方式となっている。(Carb Sideは道路の緑石を指す)

 

現在、米国内で2000店舗以上で本サービスを行っており、顧客は、4時間前までに注文を済ませれば、店舗内に入る必要はなく、買い物を済ますことができる。最低発注額は35ドルと高めに設定しており、ウォルマートは客単価アップをCrbsideを通して狙っている。一方単価を高めに設定することで、ピックアップ手数料を無料にし、利用回数を上げている。

最後に

コロナ渦で、ウォルマートの売上の3割がオンライン注文となったため、Carbsideというア新たな需要創出を実現した。大量の人材を雇用、広大な土地と圧倒的な店舗数を運営しているウォルマートだからこそ、スピード感を持って、実現できる施策で、2020年末には3000店舗まで本サービスを開始すると宣言している。ソーシャルディスタンスを守りながら買い物するニューノーマルなショッピングスタイルである。