企業情報
企業名:Bloomscape
起業年:2018年
創業者 : Justin Mast
従業員数:51-100
企業URL: https://bloomscape.com/
企業紹介
Bloomscapeは栽培場所から観葉植物を直接自宅に届けるD2Cプラットフォーマーだ。
園芸業を営む家族の下で育ったJustinは、幼い頃に家族が育てた観葉植物を路上で販売していた。そこで培った経験や知識を活かし、観葉植物を直接消費者に届けたいという想いから、2018年にBloomscapeを創業。
自社の公式販売サイトや買収した植物アプリVeraでは、様々な種類の観葉植物や鉢を販売するだけでなく、観葉植物の育て方や水やりなどのスケジューリングを調整機能などを提供する。また、選び方や育て方のオンライン相談窓口「Plant Mom」なども展開している。
ビジネスは前年比較で約4倍ほど成長しており、創業以来すでに10,000以上の植物を販売。コロナ禍において、人々が自宅にいる時間が長くなり、癒しを求めることが多くなってきたことがさらにビジネスを加速させる。
サービス特徴
Bloomscapeの強みは特許申請済みの包装技術。観葉植物は温度管理などが非常に難しい為、配達がビジネスの鍵となる。Bloomscapeは独自のパッケージ技術によって、あらゆる種類の植物をそれぞれ適温状態に保ち、安全で良質な状態で消費者に届けることができる。
消費者は箱を開封して、好きな場所に移動させるだけで、簡単に設置することができる為、ホームセンターやインテリアショップなどに足を運ぶ必要がないことも強みだ。

最後に
昨今、インターネットの普及により、消費者があらゆる情報をスマートフォンひとつで収集できるようになったことから、消費者に直接情報や商品を届けるD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)戦略が主流になってきた。
事業者側としては、仲介業者を介さなくなった為、価格設定や販売方法などコントロールできる範囲が大きくなった一方で、自社のブランド世界観を普及させるマーケティング技術が求められる。
物質主義から精神主義へ移行している時代だからこそ、Bloomscapeのような「ウェルネスビジネス」はますます脚光を浴びるであろう。