担保がなくても夢のマイホームが手に入る!?新住宅ローンサービス!

企業情報

企業名:Divvy Homes

起業年:2017年

創業者:Adena Hefets

従業員数:42名

URL:https://www.divvyhomes.com/

ディビーホームとは

ディビーホームは住宅市場の低所得者向けに新しい『所有』の形を与える企業だ。

信用スコアの低い消費者に住宅ローンを貸付け、世界的な金融危機に陥ったサブプライムローン問題の後、販売住宅数が減少し、低所得者の米国の持ち家率がおおよそ5%低下。1997年から住宅価格が120%ほど上がっており、持ち家購入が手の届きにくい状態が続いている。

さらに若いミレニアム世代は多額の学生ローンを組んでいるため、返済率も高く、

購入自体をあきらめる消費者が多いのも事実だ。こういった背景の中、通常、信用スコアが低く金融機関から融資が受けられない消費者にマイホームを手に入れるサポートを行っている住宅業界向けフィンテック企業である。

サービス内容と仕組み

住宅を購入した消費者が支払いの2%を済まし、残りの98%をディビーホームが支払いする。オーナー消費者2%、ディビーホームが98%がオーナー比率となり、その後賃貸同じように消費者はディビーホームに毎月支払い(エクイティー+賃料)を行い、このエクイティ支払いを基に消費者のオーナ比率を高めいく。最大、3年かけて物件所有権の10%に当たるまで払い続けると、顧客の金融クレジットスコアが高まり、金融機関のローンを組めることが可能となり、最終的に消費者は夢のマイホームを手にいれることがカラクリとなっている。

さらに、ディビー独自のデータサイエンスから導きだされるアルゴリズムで、物件購入の経済的合理性を消費者に情報として提供し、支払いが多くならないような対策をとっており、情報の非対称性をできるだけ排除したサービス設計に尽力している。

サービスリスク

消費者のデフォルトリスクが最も懸念されるべきだが、2018年に3,000万ドルの資金調達を成功していることから、ある程度のリスクヘッジを実現させる方法があると予想される。

顧客スクリーニングのマニュアルなどが用意されており、仮にデフォルトを起こしてしまっても、その消費者情報を金融機関等に販売することで、その消費者の賃貸契約水準を上げ、業界全体の保全にもつなげているのであろう。

まとめ

新しい所有の形うを担う活気的なサービスだ。事業自体をスケールさせていくには、多額の資本と精密な顧客スクリーニングが必要そうだが、マイホームを手に入れたいという願望はまだまだ健在していることがよくわかる。